COVID-19のパンデミックによって韓国は防衛予算削減を計画

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掲載:2020年4月16日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Daniel Darling FI社アナリスト
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)

South Korea Plans Defense Budget Reduction in Wake of COVID-19 Pandemic
April 16, 2020 – by Daniel Darling

韓国は、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる経済的影響と社会的混乱を緩和しようとして、政府がCOVID-19対応プログラムに資金をシフトできる分野を探している。
4月16日、韓国財務省は景気後退を緩和することを目的とした第2次補正予算を発表した。
この計画に資金を供給するため、財務省は債券の発行ではなく今年度の国家予算を修正する予定である。

修正された予算計画の下で、最も大きな打撃を受けた分野の1つは防衛である。
およそ9,000億ウォン(7億3,300万ドル)は、2020年度の当初支出から削減されることとなる。
これにより、2020年度の国防予算は当初の50.15兆ウォンから49.25兆ウォン(40.335十億ドル)の割り当てに縮小され、全体で1.8%削減されることになる。
削減の大部分は、経費の武器調達部分が7,120億ウォンで、残りは運用経費からとなる。

これが、韓国の国防省が提示した以前の支出計画をどのように変えるかはまだ分からない。
韓国の経済は、最新の国際通貨基金(IMF)の見積もりによると、2020年度までに1.2%減少すると予測されている。
西側の先進国と比較した場合急激な縮小ではないが、それにもかかわらずこれはすでに予算改正を余儀なくされている。
2021年度のリバウンドは不可能のことではないが、COVID-19の第2波のアウトブレイクとその他の世界経済の健全性に対しては脆弱なものとなるだろう。

2020年度から2024年度を対象とする国防省の5年間の支出計画では、この期間の総支出は290.5兆ウォン(2,400億ドル)で、年間国防支出は約7.1%増加する計画であった。
2019年1月11日に発表された2019年から2023年までの会計期間にわたって平均年間7.5%の引き上げを概説した5年間の予算計画案からの増加となっていた。
これらの5年間で、韓国は年間270.7兆ウォン(2270億ドル)、又はおよそ54.14ウォン(454億ドル)を投入する予定であった。

今、そのような計画はすべて再検討する必要があるだろう。

それでもなお、防衛当局は楽観的に見ている。-支払いスケジュールが1年遅れたものの-F-35A戦闘機やイージス装備のKDX-3駆逐艦などの主要プラットフォームの納入は予定どおりに続くものとしている。(黒豆芝)