日本は、イージスアショア弾道ミサイル防衛に関わるFMS調達を承認

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Japan Cleared for Aegis Ashore Ballistic Missile Defense FMS Procurement
https://dsm.forecastinternational.com/wordpress/2019/01/30/japan-cleared-for-aegis-ashore-ballistic-missile-defense-fms-procurement/

掲載:2019年1月30日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:ダン・ダーリン(FI社国際軍事マーケット・アナリスト)

1月29日、米国防総省の国防安全保障協力局(DSCA)は、日本がAegis Weapon
Systems、Multi-Mission Signal Processor、およびCommand and Control
Processor Refreshのそれぞれ2式と追加の機器やサービスを21億5,000万ドルで
購入する可能性を承認したことを明らかにした。
これは連邦政府によって昨年12月22日に発効した連邦政府機能の一時停止以来、
初めての対外軍事有償援助(FMS)の発表となる。
防衛省は、2018年度予算において、ロッキードマーチン社製のイージスアショア
弾道ミサイル防衛(BMD)システム2式を実用化するためのインフラと準備資金
として7億3、000万円(670億ドル)を要求した。
イージスアショア弾道ミサイルサイトは、日本本土の最大で人口のもっとも多い
島、本州の南西端と北端(訳注:山口県と秋田県)に設置される予定である。

この2018年度割当額は、日本に対する潜在的な弾道ミサイル攻撃への防護と対応
に関連する全体予算1,365億円(12億5,000万ドル)の一部である。
2019年度の弾道ミサイル関連総予算は、4,240億円(38億8,000万ドル)
にも及ぶものとなる。
長距離の戦略的対空ミサイル(SAM)システムに関し、日本は米国製プラット
フォームに依存しており、それは現在、2層の弾道ミサイル防衛(BMD)シス
テムからなっている。
北朝鮮のミサイル騒動(訳注:ミサイル発射や核実験)は、戦略的なインフラと
人口密集地を守るために日本にパトリオットシステムの導入を促進した。
自衛隊は2007年に最初のPA-3ミサイル迎撃システムを配備した。
さらに、日本は、そのミサイル防衛能力を最終的に形成する第三世代のレイセオン
社製スタンダード・ミサイル(SM-3)、ブロックⅡA改良型の開発も支援している。
日本は現在、イージス艦の「あたご」クラスと「金剛」クラスの護衛艦でそのSM-
3ブロックⅠを運用している。

目標とされる2022年から2023年にかけて、新しいイージスアショア弾道ミサイル
システムが実任務につくと、北朝鮮の弾道ミサイルに対するさらなるミサイル防衛
ステムの防護領域を提供し、日本の現在の2層の弾道ミサイル防衛システムに新たな
防衛層を追加することとなる。
(黒豆柴)