オランダがF-35を追加購入へ

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掲載:2019年7月19日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Daniel Darling FI社アナリスト
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)

Netherlands to Buy Additional F-35s  July 19, 2019  By Daniel Darling
オランダがF-35を追加購入へ

アンク・ベイレボ(Ank Bijleveld)国防相によると、オランダは8〜9機のF-35型戦闘機を追加で調達し、37機の戦闘機の購入計画(当初調達予定機数)を強化する予定であり、正確な注文金額は、ユーロと米ドルの為替レートによるとしている。

オランダはレベル2[1]のパートナーとしてF-35 ジョイント・ストライク・ファイター・プログラムに参加したが、戦闘機開発におけるそのルーツは1997年までさかのぼる。
その ジェット戦闘機は、オランダ空軍(RNLAF)の旧式のF-16飛行部隊の合理的な後継機して見られてきた。
マーク・ルッテ首相の連立政権は、2013年9月17日に当然の結論と考えられていたものを発表した。それは、45億ユーロ(60億ドル)の特別予算をF-35の飛行部隊を調達する計画のために割り当てるというものであった。(そのプロジェクトの見積もりは、2015年9月に52億ドルに上方修正された)。

オランダのF-35型機は、F-16型機は退役に伴い、2019年から2024年の間に徐々に就役する予定である。
オランダの産業界は、F-35スペアパーツセンターとして、そしてヨーロッパのエンジンのメンテナンス、修理、オーバーホールのアップグレードおよび流通の中心地として、F-35プログラム波及効果としての利益を享受するだろう。

オランダは、F-35型機の追加一括購入に向けて、6億ユーロから7億ユーロ(6億7,400万ドルから7億8,700万ドル)を充当する計画である。
(黒豆芝)


[1] F-35型戦闘機開発(JSF)計画は。3のレベルに分かれており、レベルに応じて、JSF開発室へのスタフの派遣、関連する技術資料の入手、意思決定管理体制への参画等ができ、更に調達時の開発分担金の免除や航空機販売の分担金の徴収、下請け契約を通じての米国企業との協力態勢を確保出来る。

レベル1には、英国が$2Bを分担し参加しているが、オランダは、イタリア($1B拠出)と共にレベル2に$800Mを負担して参加している。オランダは、2002年6月17日に開発への参画を決定し、開発室に3人のスタッフを派遣している。