戦術的優位を取戻すために:近接戦闘致死性タスクフォース(CCLTF)

2014年の米陸軍の作戦コンセプト「Win in a Complex world」を契機として、米軍がほぼ対等な敵(Near Peer)と戦って勝つための努力が行われてきている。Near Peerな敵とは、イラクやアフガニスタンでの敵とは違っており、近接戦闘(Close Combat)は避けては通れないと米軍は認識している。しかし、忘れられた15年の間に近接戦闘の能力は著しく低下し、今一度近接戦闘能力を高めることが米軍の即応性(Readiness)を高めることにつながるとして、優先度の高い項目となっている。

ここで紹介するのは、2017年の政策評価CAPE(Cost Assessment and Program Evaluation)における衝撃的な内容である。これを受け、2018年2月にJames N. Mattis前国防長官は、近接戦闘能力を高めるため、タスクフォースを立ち上げ取り組むことを指示している。これらに関する内容をまとめた米陸軍協会の公開資料がDaniel S. Roper 米陸軍退役大佐の「戦術的優位を取戻すために:近接戦闘致死性タスクフォース:Regaining Tactical Overmatch: The Close Combat Lethality Task Force」(米陸軍協会地上戦研究所 spotlight 18-2, 2018年4月)である

戦術的優位を取戻すために:近接戦闘致死性タスクフォース(CCLTF)

Daniel S. Roper 米陸軍退役大佐[1]

私は、我が国の地上近接戦闘編成の戦闘準備、致死性、残存性および回復力の向上に尽力している。これらの編成は歴史的に私たちの犠牲者のほぼ90%を占めている。それでも私たちの人事施策、訓練方法と装備の進歩は利用可能な技術、人的要因科学と人材管理のベストプラクティスの変化に追いついていない。

2018年2月8日 米国防長官 James N. Mattis[2]

 はじめに:Introduction

米陸軍と国防総省は、その最も基本的な編成である歩兵分隊における重大な能力と生存可能性の欠点に対処することに長い間放置してきた。制服部隊全体の4%である-歩兵分隊-は、第二次世界大戦以来、米国軍の戦闘による犠牲者のほぼ90%を被ってきた。第一線の歩兵兵士、海兵隊員および特殊部隊が他の軍隊よりも高い割合で死傷者を出していることは驚くことではないが、米国は、その最前線の戦士たちが国家の防衛にあって欠くことのできない役割を果たすことによってこぼれた血を最小限に抑えるために、あらゆる可能なことを実行しなければならない。

この欠点に対処することは、政治的、戦略的、そして道徳的な問題である。益々致命性が増す21世紀の安全保障環境におけるほぼ対等な脅威に対して優勢であるためには、米港は近接戦闘の戦いを支配する軍を求めている。(近接戦闘は敵の視界内で起こり極端な暴力によって特徴づけられる下車した歩兵分隊規模の編成によって行われる地上戦闘である。[3])それはまた、避けられない犠牲者の出る紛争を見るために必要な政治的な意思を維持するのに十分な回復力を有する指導力と大衆も求められる。この回復量は、国家と軍隊が戦場でほぼ致命的な600m内で戦い、そしておそらく死ぬであろうことを志願する彼らの進行を維持できる場合に可能となる。

中国やロシアなどの修正主義勢力による高度な戦闘で進展が作られたにもかかわらず、米軍は依然として世界最高である。しかしながら、ライバル達は多くの分野でギャップを埋め、そのほかの分野ではほぼ対等な状況を達成している。米国は次の段階、つまり、打ち勝つことを狙う時である。(近接戦闘で打ち勝つことは「あらゆる条件と作戦環境の下で同じような規模の相手に、こちらの意思を強制するための分隊規模の部隊の能力である」。[4])利用可能な技術、人的要因科学そして人材管理のベストプラクティスにおける変化がこれからの課題に関連したスピードで人事施策、訓練方法、装備を近代化することが不可欠になる。

戦略的な難題:A Strategic Conundrum

無数の技術の進歩は、複数のドメインにまたがって戦いを拡大し、戦争の性格を変えているかもしれない。しかし、たとえそうであったにしても、戦争の本質はそれほど変わらないであろう。戦争は情熱と偶然そして理性の間の相互作用によって支配されそして支配されてきた激しい人間の闘争、「二つの生きた力の衝突[5]」である[6]。この闘争の意思は敵に近く接した中での兵士たちの戦闘、殺戮、死という核心の中にあり、そこは正に歩兵のドメインである。ここに戦略的な難題が横たわっている。

米国はこれらの戦いはあまりにも多くの命を必要とされるために「公正な戦い」での関与を自国の軍に望まない[7]。歩兵の戦いのコストがあまりにも高い場合、米国の部隊はこの安全保障環境でどのようにして勝つのか?第二次世界大戦以来、戦闘死亡の圧倒的多数は、米国防総省の制服の4%未満(あるいは米国民の0.02%)を構成するグループ(主に下車歩兵)の中で生じている[8]

ベトナム(1965年-1973年)、第一次湾岸戦争(1980年)、レバノン(1983年)、ソマリア(1993年)に見られるように、地に落ちた米軍は米国の軍事力の適用に対して最大の脆弱性を示している。この脆弱性はたちまち勝利を道徳の必要性と戦略の不可欠性を求める[9]。これは、米国が米国の歩兵をより良くするだけでなく明日の戦場での支配をどのように作り上げるかという問いを提起するのである[10]。米軍の近接戦闘部隊がすべての予見可能な交戦において戦術的に打ち勝つことを確実にするために何が必要なのだろうか?

2017会計年度近接戦闘戦略的ポートフォリオ・レビュー:2017 Close Combat Strategic Portfolio Review

高まる脅威によってもたらされる課題を認識して、米国防総省は即応性の改善、致死性の向上、部隊の近代化の既に着手されている取り組みを持っている。それらの中に2017会計年度近接戦闘戦略的ポートフォリオ・レビューがある。

2017年に、国防総省内部部局(OSD)のコスト評価とプログラム評価(CAPE)が「我々の近接戦闘の有効性と残存性を改善するための最も有望な投資機会を特定するために」近接戦闘戦略的ポートフォリオ・レビューを主導した[11]。(近接戦闘部隊は、最前線の歩兵兵士、海兵隊員、および特殊部隊を含む。)センシング、コミュニケーション、機動、攻撃、生存性、持続可能性という6つのテーマの枠組みを採用して、レビューは「2029年までの将来の紛争に必要とされる近接戦闘能力は何か?」という問いに答えようとした。

このレビューの結果として、国防総省内部部局(OSD)は、2019会計年度に米陸軍の4,005の小部隊に815百万ドル、米海兵隊の685の小部隊に400百万ドルを割り当てた。これらの資金のほとんどは、近接戦闘部隊に兵器(例えば次世代の自動小銃、新たな機関銃)、兵士の防護、センサー、無人車両、分隊用無人航空機、分隊の指揮統制装置、精密兵器(例えば対戦車ミサイルJavelin、迫撃砲)の装備品のためである。近接戦闘致死性タスクフォース(CCLTF)を構成するフェーズ2とフェーズ3の国防総省の総投資額は決定されていないが、当初の割り当てよりはかなり多くなるであろう。

近接戦闘致死性タスクフォース:Close Combat Lethality Task Force

2018年2月8日、国防長官は、「CAPEのレビュー中に特定された選択された取り組みの更なる実装と、可能な場合、追加の取り組みを特定し、評価し、実装するため国防次官(人事と即応性[12])によって主導する「近接戦闘致死タスクフォース」を設立した[13]

近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)は、国防総省内部部局(OSD)の主要事項専門家、統合参謀本部、米陸軍、米海兵隊(USMC)、特殊作戦軍(SOCOM)、州兵総局で構成されている。近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の諮問委員会のメンバーには、主要な同盟国を含み、米陸軍、米海兵隊、特殊作戦軍の上級退役下士官が含まれている。(米陸軍からの参加者には、歩兵の代表としてChristopher T. Donahue米陸軍准将、近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の諮問委員会の議長であるRobert H. Scales退役米陸軍少将、米陸軍諸兵種連合センターの副司令官で総合訓練環境(STE)のCFTを率いるMaria R. Gervais少将である。)

克服すべき根本的な問題は、国家防衛戦略で特定されている歩を進める脅威に関連する近接戦闘能力の衰えである。近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)は、分析を行い、歩兵分隊が決して公平な戦いを繰り広げないことを確実にするために、優位を達成するための軍種の努力に焦点をおいた提言を提供する。この問題を克服するためには、歩兵分隊の隊力管理、致死性と残存性を強化する訓練と装備上の変化が求められ、これによって優位性を達成できる。

近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の使命は、歩を進める脅威に対する優位を達成し、歩兵分隊の戦闘致死性、回復力および即応性を強化するために、米国の分隊レベルの歩兵戦闘編成に対する改善の実装を開発、評価、推奨および監視することである[14]

今後に向けて:The Way Ahead

近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)は、5つの取り組み(LOE)-人事施策、訓練と人的能力、戦闘員の装備と兵器システム、広報の指針、科学技術の研究開発-を含む戦役計画のように構成され国防総省を対象とした複数年にわたる取り組みであり、5つの重複するフェーズを通じて追求されるものである。

  1. CCLTFの設立フェーズ:検討スペースの確保、支援チーム、計画策定の開始
  2. 形成フェーズ:脅威の能力と、近接戦闘部隊の現在および将来の作戦環境の要求に関する理解を開発するための統合部隊と科学技術研究開発コミュニティ間の事実調査
  3. 決定的な行動を定めるフェーズ:各軍省、各軍種、そして戦闘軍指揮官と調整して、近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の目的を達成するための政策変更、投資と処分戦略、訓練方法と場所の実装を推奨する。
  4. 活用フェーズ:歩兵分隊の致死性と残存性を高めるのに最も適した慣行を特定し広めるために、軍種と戦闘軍の取り組みを継続的に評価するための反復プロセス。
  5. 移行フェーズ:成果を確実にするための政策とメカニズムの追求は、財政計画策定の範囲を超えて持続される。

近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の5つの重複するフェーズを通じて、5つの取り組み(LOE)、つまり、兵士の致死性と総合訓練環境のCFT、兵士と分隊の近代化戦略の実行(S2MS-E)計画に支えられた機動部隊近代化戦略(MFMS)、そして米陸軍戦闘課題(AWfCs)を含んだ非常に高い優先度の取り組みを大幅に進める機会を提供する。

近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の最終目的は、より致死性が高く前存性に富み、復元性があり即応できる歩兵分隊である。

米陸軍にとっての影響:Impact on the U.S. Army

国防総省内部部局(OSD)が主導する近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)はいくつかの補完的な米陸軍の取り組みに貢献する。それらには、兵士の致死性CFT、STEのCFT、機動部隊近代化戦略(MFMS)、兵士と分隊の近代化戦略の実行(S2MS-E)計画、と以下の米陸軍戦闘課題(AWfCs)を含んでいる。

1.実際的訓練の強化

2.兵士、リーダー、チームの能力の改善

3.機敏で適応可能なリーダーの育成

4.空地偵察と治安作戦の遂行

兵士の致死性:Soldier Lethality

米陸軍は兵士の致死性の近代化優先事項を兵士致死性CFTとSTEのCFTの中にタスク編成した。これらのCFTは、米陸軍の近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の取り組みとして一体化したものである。

兵士の致死性は、射撃、移動、コミュニケーション、防護、そして維持の基本を網羅している。兵士の致死率CFTは、兵器、装備品、防護衣、その他の装置をもって兵士をより致死性と残存性を高くする解決策を開発している。それは各兵士からより多くを引き出すために行動科学および医学を使用して、身体的および精神的な能力を改善しようとするものである。そして、また新しい訓練方法も模索している[15]

兵士の致死率CFTは一度に100万人を超える米陸軍全体を改善しようとしているものではない。CFTの責任者によると、実際に敵と近接戦闘する正規米陸軍、米陸軍州兵、米陸軍予備役兵士の7200個の分隊の中の「近接戦闘する10万人」に焦点を置いている[16]

小部隊は野外の訓練だけでは優位性を達成することはできない。最先端の科学を使用した合成した没入感が鍵である。Mattis長官が、「我々の近接戦闘を戦う兵士が、最初の会戦が始まる前に25の会戦を戦うこと」を望むと[17]述べたように、仮想シミュレーションは、近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の仕事にかける重要な投資に値する価値がある。仮想シミュレーションはMattisの意図を満たすために不可欠なものである。

仮想シミュレーションは、兵士が戦う場所、兵士が戦う相手、兵士が戦う地形を再現した、多様で複雑な作戦環境に兵士を没入させる。その意図は、マルチドメインバトルで勝つために求められるスキルを習得するために必要な繰り返しを戦士に提供することである[18]

STEのCFTは、開始以来、国防総省内部部局(OSD)が主導する近接戦闘研究を支援してきた。STEのCFTはコスト評価とプログラム評価(CAPE)の見直しの結果として提供された2019会計年度と2020会計年度の予算に先立って2018会計年度に研究開発試験評価に予算を付けた。この急がせた兵士/分隊仮想訓練装置(S/SVT)の開発は国防長官の分隊の没入環境の要求に沿ったものである。STEは分隊の没入環境を支援するのに必要なインフラストラクチャを提供する。

米陸軍戦闘課題:Army Warfighting Challenges

米陸軍は近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の任務を強化する重要な能力の格差に対処するためにいくつかの米陸軍戦闘課題(AWfCs)に焦点を置いている。決定的で適応できる敵組織に対して複雑な環境下で作戦しながら軍事作戦の範囲全体に任務を完遂できるために準備されることを確実にするように回復力のある兵士、リーダー、部隊を訓練する。敵や民間人と接触しながら状況を急速に発展させるために、一体化された偵察と治安作戦を継続的に遂行するための体制を構築している。不確実で混とんとした条件の中で強くなる機敏で適応できる革新的なリーダーを開発する米陸軍課題(AWfCs)は、近接戦闘の優位性を再び獲得するための近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)取り組みも支援する[19]

機動部隊近代化戦略:Maneuver Force Modernization Strategy

機動部隊近代化戦略(MFMS)は、現在および潜在的な敵対者との近接戦闘の優位を達成することができる機動部隊を提供するための近代化への道を確立する[20]。機動部隊近代化戦略(MFMS)の一部は、兵士および分隊近代化戦略の遂行(S2MS-E)計画である。兵士と分隊が決定的な力の基盤であることを認識して、兵士と分隊の近代化戦略遂行(S2MS-E)計画は、小部隊レベルでの優位を提供するために兵士の致死性と兵士の状況認識、移動性、防護性を増加し、重量負荷と認識負荷を制限しながら分隊レベルの能力の一体化を考慮した物質的解決策と非物質的解決策に焦点を当てる[21]。機動部隊近代化戦略(MFMS)と近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の間には、かなりの補完的な取り組みがあることは明らかである。

含意:Implications

・ 米陸軍と米国防総省は単なる軍種としてではなく期待される機能として近接戦闘にアプローチすべきであるが、敵に対して戦うことと勝つことが任務の明確な戦士団として、彼らは面と向かって殺さなければならない

・ 米陸軍は、近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)と組み合わせて兵士の致死性CFT、STEのCFT、機動部隊近代化戦略(MFMS)、兵士および分隊近代化戦略の遂行(S2MS-E)計画、そして米陸軍課題(AWfCs)のような関連する取り組みとプログラムを十分に活用すべきである。

・ 米陸軍はこの取り組みを、戦略的効果に寄与する戦術的進歩の戦役計画(campaign plan)として実行すべきである。

・ 米国防総省と各軍種は、長期にわたって近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の承認された結果を制度化し実装しなければならない。

結論:Conclusion

分隊レベルでの打ち勝つ力はビルディングブロックの能力である。それは、敵対者たちのそれぞれの戦略の根底にある論理を否定しながら、作戦的な勝利に向けて生じる戦術的な成功を可能にすることである。

例外的な機能としての近接戦闘部隊の優先事項は物質的および非物質的な双方において能力の特定と提供に役立つであろう。それは、近接戦闘の編成が潜在的な敵対者たちに対する「戦術的な力で打ち勝つこと」確実にすることになる。装備、訓練方法人事政策の変化は戦闘の万全な備え、致死性、残存性、国家の地上での近接戦闘の編成の復元性を強化するために必要なものである。

兵士の致死性CFT、STEのCFT、機動部隊近代化戦略(MFMS)、兵士および分隊近代化戦略の遂行(S2MS-E)計画、そして米陸軍課題(AWfCs)を組み合わせた近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)は、米陸軍に近接戦闘編成を構築するための数十年にもっともよい機会を提供する。それはより致死的で、弾力性に富み、分散化して複雑で流動的な作戦を分別し可能にし、財政的に持続可能で永続的なものにする。もっとも重要なことは、この取り組みは戦場の最も致死性の高い600m内で戦い、そして多分死ぬことを志す志願兵の信仰を国家が保つことを助けることができることである。

[1] Daniel S. Roper米陸軍退役大佐は、米陸軍協会の米陸軍陸上戦研究所の国家安全保障研究部長を務めている。彼は砲兵中隊、砲兵大隊、砲兵旅団レベルで指揮を執り、上級軍事学校のセミナーリーダーを務めた。彼の最終職務は、2007年から2011年までの間の米陸軍・海兵隊の内乱鎮圧センターのセンター長であった。

[2] 近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)設立の2018年2月8日付の国防長官メモ.

[3] 国防長官指示18-001「近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の設立」2018年3月16日.

[4] 前掲.

[5] Carl von Clausewitz著「戦争論」Michael Howard and Peter Paret 訳・編集89ページ

[6] Carl von Clausewitz著77ページ、Thucydides 著「ペロポネソス戦争史」Richard Crawley 訳.

[7] Jeff SchologのTask & Purposeの記事「戦闘部隊は何年もの間M4とM16について不平を言ってきた。今ペンタゴンはそれについて何かをしている」2018年3月10日アクセス。https://taskandpurpose.com/pentagon-is-doing-something-about-the-m16-and-m4/..

[8] Robert H. Scales 著「スコールズの戦争論:リスクにおける米国軍事の将来」5ページ.

[9] 前掲12ページ.

[10] 前掲13ページ.

[11] 近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)設立の2018年2月8日付の国防長官メモ.

[12] 【訳者註】Robert L. Wilkie国防次官(人事・即応担当)

[13] 近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)設立の2018年2月8日付の国防長官メモ.

[14] 国防長官指示18-001「近接戦闘致死タスクフォース(CCLTF)の設立」2018年3月16日.

[15] Rick Maze and Gina Cavallaroの記事「官僚主義の闘い:今後の道は近代化プロセスの近代化が必要となる」ARMY(2018年2月22日)https://www.ausa.org/articles/battlingbureaucracy-way-forward-requires-modernizing-modernization-process..

[16] Sydney J. Freedberg, Jr.の記事「銃、ドローン、拡張現実:米陸軍は歩兵の革命を求めている」Breaking Defense、2018年3月16日.

[17] Jeff SchologのTask & Purposeの記事「戦闘部隊は何年もの間M4とM16について不平を言ってきた。今ペンタゴンはそれについて何かをしている」2018年3月10日アクセス。https://taskandpurpose.com/pentagon-is-doing-something-about-the-m16-and-m4/..

[18] Scott A. Myers の記事「McCarthy米陸軍次官はナショナル・シミュレーション・センターを訪問し近代化の取り組みについて議論」Army News Service 、2018年2月28日付(2018年3月10日アクセス)https://www.army.mil/article/201266..

[19] 米陸軍訓練ドクトリン・コマンドの米陸軍能力一体化センター「2017年の取り組み:米陸軍戦闘課題」2018年3月10日アクセス、http://www.arcic.army.mil/initiatives/armywarfightingchallenges..

[20] 米陸軍訓練ドクトリン・コマンドの「機動部隊近代化戦略」機動CoE、2018年1月4日、14ページ.

[21] 前掲、これに関連した努力には、最先端の科学技術を駆使して兵士と少人数部隊の致死性を高め、認知科学、生物科学、物理科学を通じた能力を向上させる米陸軍Natick兵士研究開発技術センターの兵士能力最適化局が含まれる。射撃、移動、コミュニケーション、防護、そして持続力を高めることで、致死性の基盤を築く取り組みがなされている。

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