米空軍の将来技術をビデオで紹介

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DefenseNews  March 26, 2018
Check out this new video with the Air Force’s coolest future tech
By: Valerie Insinna

米空軍の最高レベルの技術コンセプト(Swarmingドローンから将来戦闘機まで)の最新ビデオが紹介されている。このビデオから将来の兵器の姿を垣間見ることができる。
この新しいビデオは、3月22日にAFRL(空軍研究所)からリリースされたもので、将来の空軍技術を進歩させるために科学者のコミュニティおよび今までに空軍と付き合いのなかった業者の参入を求める“Science and Technology 2030”イニシアチブを促進するためのものである。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=HPZpp_Y6Er8&w=640&h=360]

このビデオには次のようなトピックスが紹介されている。

Loyal Wingman
無人の戦闘機を引き連れたF-35パイロットは、数機の無人機を前方に送り、目標を攻撃する。 これはAFRLが最も期待している取り組みの1つであるLoyal Wingmanのコンセプト。
AFRLは、戦闘機パイロットが複数のドローンを同時にコントロールできるアルゴリズムを開発、それを受け契約会社がさらにその技術の強化を行っている。
例えば、2017年に、ロッキード・マーティンは無人F-16と有人戦闘機とのデモ飛行を実施しており、Kratos社(Kratos Defense and Security Solutions)は、2種類のドローンMakoとValkyrieを使って試験を行っている。

Gremlins
ビデオの次のクリップでは、C-130貨物室のドアが開けられ、ロボットがポッドを空中に押し出し、そこから何百もの小さなドローンが発進、目標艦船の周りにSwarmingしている場面が紹介されている。
DARPAの「Gremlins」プログラムは、戦闘地域に侵入し、諜報、監視および偵察、電子戦、SIGINTまたは物理的破壊までできる回収可能なUAS Swarmを開発している。
General AtomicsとDynetics社は、2017年にGremlinsプログラムの第2段階の契約を結んでいる。 DARPAは、2018年にどちらか一方の会社を選択し、2019年にC-130から複数のドローンを発進させ回収する能力の実証試験を行う予定である。

CHAMP
CHAMPは2010年代初頭から開発されていたが、最近、北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの潜在的な対抗策として多くの報道が取り上げられた。
しかしそれらの報道は少し誇張されていた。 ディフェンス・ニュースの姉妹誌C4ISRNETによると、ICBMはエレクトロニクスに影響を与えるあらゆる攻撃に対してそれが無効であるように保管され、またICBM飛翔中のCHAMP攻撃 はICBMの回路に影響を及ぼすことはないだろうとしている。

F-X, also known as Penetrating Counter Air or Next-Generation Air Dominance
ビデオの最後に紹介されているのは-空軍の将来戦闘機の概念設計のイメージ図であり、これは近年、空軍がずっと沈黙していたもの。
空軍参謀総長のDave Goldfeinは今回この案件を出した理由は、産業界への窓口を広げ、空軍の優位性を単一のプラットフォームではなく「system of systems」として考え始めることだと述べているが、それ以上のことは言っていない。
空軍は、未だF-X、第6世代戦闘機のメーカーやデザインの選択をしているわけではないが、このAFRLのビデオでは、敵の戦闘機を破壊する強力なレーザーを備えた洗練されたステルスデザインのイメージが示されている。
空軍は現在、新しい戦闘機が空軍の航空優勢計画の一部として必要かどうか、またどのような能力が必要かを固めるために、その代替案と比較するNGAD(Next-Generation Air Dominance)分析を実施している。2016年、空軍のAir Superiority 2030 スタディを実施したAlexus Grynkewich准将は、有望な新技術を創出しリスクを削減するためにラピッドプロトタイピングと並行開発を行えば、空軍は2030年までに新しい戦闘機を実用化できると語っている。