ロシア空軍は、近代化Su-34を受領予定

掲載:2019年12月31日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Derek Bisaccio FI社アナリスト
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)

Russian Air Force to Receive Modernized Su-34
                  December 31, 2019 – by Derek Bisaccio
ロシア空軍は、近代化Su-34を受領予定

Sukhoi Su-34 – Vitaly Kuzmin/ Wikimedia Commons

 

ロシアの防衛産業は、Su-34戦闘爆撃機を近代化する予定である。

ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーションのディレクターであるユーリ・スリュサル氏が、RIAノーボスチのインタビューで、ロシアの国営航空機コングロマリットは、国防省と近代化Su-34Mの供給契約を結んだと語った。
ユーリ・スリュサル氏は、その航空機の仕様は、基本のモデル仕様を遥かに超える物になるだろうと述べた。

彼は、「近代化された爆撃機の能力は、既存の装備能力の2倍であると見積もられる。これは極めて高い期待を有する航空機で、長期間に亘って近代化と生産を続けていくであろうと確信している。」と語った。
彼は、Su-34Mアップグレードプログラムで行われる変更の詳細を明らかにしなかった。

Su-34Mの引き渡しは、今後数年間は予定されていない。
TASSロシア通信社は、最初のプロトタイプSu-34Mは、2022年に生産され、その時点で、部隊運用に入る前に試験が実施される予定であると報じた。
TASSロシア通信社は、その航空機は、改良型レーダー、ナビゲーション・システム及び表示機器を装備すると付け加えた。

近代化される航空機の数量については、明らかにされなかった。(黒豆芝)