米国務省は、タイへのストライカー装甲車の売却を承認

掲載:2019年7月29日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Daniel Darling FI社アナリスト
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)

Sale of Stryker Infantry Carrier Vehicles to Thailand Cleared by State Department  July 29, 2019 – by Daniel Darling
米国務省は、タイへのストライカー装甲車の売却を承認

米国務省は、タイからの60両のストライカー(ICVs)装甲車に関する政府間の軍事有償援助(FMS)リクエストを承認した。
提案された売却に必要な認証は、国防安全保障協局(DSCA)によって、7月26日に議会に発効された。
DSCAは、その調達に対して声明を出している。-M2フレックス.キャリバー50マシンガン等と補用品を含む。-1億7,500万ドルト見積もられる。

タイ王立陸軍は、その装甲歩兵車両の在庫を刷新している最中である。

陸軍は、近い将来、全ての老朽化したM113とテクストロンLAV-150装甲人員輸送車を退役させ、その代替としてM1126ストライカー装甲車8×8ICVに着目していた。
ゼネラルダイナミックス・ランドシステム・ストライカーへの入札は、タイ王立陸軍が中国兵器工業集団のVN-1 8×8APCやVT-4(中国のMBT3000の輸出版)ソビエト由来のT-72戦車デザインのような中国系の装甲車両や戦車等を取り入れようとした時、タイ王立陸軍への米国製軍用車両のパイプラインを維持することになるだろう。(黒豆芝)