F-35C初期作戦能力を達成

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掲載:2019年3月1日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Shaun McDougall FI社国際軍事マーケット編集者
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)
F-35C Achieves Initial Operational Capability

米海軍は、(注;2019年)2月28日、空母搭載型のジョイント・ストライク・ファイターF-35CライトニングⅡがすべての要件(注;運用・装備・人員等)を完了し、初期作戦能力(IOC)を達成したと発表した。
このIOCというマイルストーンは、最初のF-35C飛行隊が、USS Carl Vinson(CVN-70)上での空母適合性認定を完了した後に設定されている。IOCを宣言するために、最初の運用飛行部隊は、任務付与された艦隊の作戦支援任務を遂行するよう人員が適切に配員され、訓練され、そして装備されていなければならない。これには、10機のブロック3FのF-35C戦闘機、所要の補給用部品、支援装備品、器材、技術図書、訓練計画、そして機能的しうる自動兵站情報システム(ALIS)が含まれる。
F-35Cは、IOCを達成する計画の最後の型式(注;F-35型機)である。海兵隊のF-35Bは、2015年の7月に運用を開始し、空軍のF-35Aは、2016年の8月にIOCを達成している。これらの日程は、F-35Cがそのカウンターパートよりも遅れているように見えるかもしれないが、そうではない。それはすべてソフトウェアによるものである。開発中、それぞれのF-35型機は、一連のソフトウェア・ブロックに合格を重ね、後継のブロック(注:ソフトウェアブロック)がその戦闘機の能力を向上させ、その前のバージョンからバグを取り除く。
海軍と同様に空軍は、当初、ブロック3FのソフトウェアパッケージでF-35AのIOC達成を計画していた。しかしながら空軍は、その計画を変更し、開発度の低いブロック3iソフトウェアを用いてIOCを宣言した。この変更は、空軍の運用マイルストーンを加速することを可能にした。F-35Bは運用開始時、空軍のブロック3iパッケージと類似のブロック2Bソフトウェアを備えていたが、それは空軍に比べて高度な処理をするハードウェアに劣っていた。
海軍は、ブロック3Fの要求を維持し続けた唯一の軍種であったが、それがIOC達成に表面上の遅延を生み出した主要因である。(黒豆芝)

投稿者紹介:SHAUN MCDOUGALL

政治学、ノートルダム大学防衛調達と予算問題などを専門、
Defense NewsやNational Defense Magazineなどの様々な国防雑誌で発表
現在Forecast International’s International Military Markets の編集者。