報告:サウジアラビアが中国の支援でミサイル開発計画

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掲載:2019年6月6日
作成:フォーキャストインターナショナル(FI)社
投稿:Derek Bisaccio FI社アナリスト
(この論評は米国人のアナリストが米国内に向けて出したブログです)

Report: Saudi Arabia Advancing Missile Program with Chinese Help 
                                                                                  June 6, 2019 – by Derek Bisaccio

Then-Deputy Crown Prince Mohammed bin Salman on a visit to the Pentagon in June 2016.  Source: U.S. DoD
2016年6月に国防総省を訪問したプリンス・モハメッド・ビン・サルマン。出典:米国国防総省

新しい報告によれば、サウジアラビア政府は中国からの支援を利用して弾道ミサイル計画を進めている。

2019年6月5日、米国の報道機関CNNは、リヤドが「中国の支援を得て弾道ミサイル計画を大幅に拡大した。」との情報を受けたと発表した。
さらに、「これまで報告されていなかった秘密情報は、サウジアラビアが最近の中国からの購入を通じてそのミサイル基盤と技術の両方を拡大したことを示している。」
このレポートは、この問題についてのダイレクトに情報を持っているといわれる3人の匿名情報源に基づいている。
米国のサウジアラビア大使館はこの報告書についてコメントせず、また米国国務省の担当者も同じであった。
米国政府はサウジアラビアのミサイルへの対応の目的について明確な結論を出していないが、CNNは、「ミサイルの進歩は、これまで手に入れていない核弾頭を発射する日が来る可能性のあるサウジアラビアの努力における新たな一歩を踏み出すことだ。」と述べた。

サウジアラビアは、この地域のライバルの弾道ミサイル兵器に長い間警戒しており、自国のミサイルの備蓄の調達を抑止力として考えてきた。
サダムフセインのイラクでの統治が崩壊する前は、サウジアラビアはイラクの弾道ミサイル兵器に脅かされていた。
現在、リヤドはイランにおける弾道ミサイルと巡航ミサイルの開発を懸念している。
特にリヤドがイランの核開発計画は核弾頭の開発に向けられていると疑っている。
テヘランは、その核計画は平和的な目的のためであると主張している。

サウジアラビアが中国の弾道ミサイルを直接調達したことが以前に知られていた間、CNN報告は、サウジアラビアが生産を現地化するために働いていると示唆した。
2019年の初めに、ワシントンポストは弾道ミサイル生産工場の可能性のあるとして確認された施設の衛星画像を明らかにした。
衛星画像で見られるインフラストラクチャは中国が設計したものに似ているように見える。と専門家がワシントンポストに語った。
(黒豆芝)