2020年12月22日 / 最終更新日時 : 2020年12月24日 軍治 用兵思想 動的な決闘・・・問題の枠組み:戦争の本質の理解 Maneuverist #2 Miltermに6月に掲載した「米海兵隊のドクトリンを読む② MDCP 1 Warfighting」は、1989年に「FMFM1Warfighting」をドクトリンとして定めて途中「MCDP1 Warfighting」へ […]
2020年12月8日 / 最終更新日時 : 2020年12月8日 軍治 人工知能[AI] 米国の特殊作戦は人工知能の力を利用するよう努めている 中国人民解放軍が新興する技術を軍事的に利用することを危惧する声が聞かれだしてから随分と時間が経過している。その中でも人口知能の利用について論じた記事がネットでも見られる。「中国人民解放軍が進める「AI軍事革命」は北のミサ […]
2020年12月3日 / 最終更新日時 : 2020年12月3日 軍治 米海兵隊動向 強力な日米同盟のための我々の違いの理解ー安定した戦略的関係の維持ー 令和2年度日米共同方面隊指揮所演習(日本)(YS-79)が今まさに行われているところである。この演習を始めとして、日米共同訓練も年々回数と内容共に充実しつつあるように感じる。令和2年度の防衛白書にも「平素から共同訓練を行 […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2020年12月1日 軍治 技術動向 国防総省は、アジャイルと適応性のある取得を実現しようとしている 防衛装備品の取得改革の課題は、日本においても取り組まれている内容である。装備品をライフサイクルを通じて管理しようとする考え方も、考え方としては定着しているように思える。ここで紹介するのは、米国の取得改革の取組みであり、そ […]
2020年12月1日 / 最終更新日時 : 2020年12月1日 軍治 米統合軍動向 統合全ドメイン指揮・統制の枠組みは戦闘員に属するものである 米国防総省、米統合参謀本部が進めているJoint All-Domain Command and Control(JADC2)については、Miltermでも「米国の新しい戦い方「JADC2」について」、「統合全ドメイン指揮 […]
2020年11月24日 / 最終更新日時 : 2020年11月24日 軍治 米陸軍動向 米陸軍の「照準点戦力構造取組み」:The Army’s AimPoint Force Structure Initiative 先ごろ行われた米陸軍協会(AUSA)でも、米陸軍長官のライアン・マッカーシーは「米陸軍の変革は後戻りできない」と述べ、米陸軍参謀総長のジェイムズ・マッコンビル米陸軍大将も「今は変革の時である」と述べている。 トランプ政権 […]
2020年11月17日 / 最終更新日時 : 2020年11月17日 軍治 用兵思想 統合全ドメイン指揮統制(JADC2) 米陸軍が打ち出したマルチドメイン作戦のコンセプトは、統合レベルでのコンセプトへと移行しつつある。2020年11月16日掲載の「米陸軍プロジェクト・コンバージェンス」にもあるように2020年12月に公開される予定の米国防総 […]
2020年11月16日 / 最終更新日時 : 2024年9月12日 軍治 米陸軍動向 米陸軍プロジェクト・コンバージェンス 米陸軍では、「マルチドメイン作戦」のコンセプトを、単にコンセプトにとどまらず具体的な戦いの方法や装備につなげていく作業が行われている。かつて、米陸軍が20世紀後半に米陸軍のトランスフォーメーションのためにフォース21部隊 […]
2020年10月29日 / 最終更新日時 : 2020年10月29日 軍治 用兵思想 市街作戦での諸兵科連合:ある歩兵中隊の失敗と成功 陸上自衛隊は、2019年度にアメリカ合衆国 カリフォルニア 州フォート・アーウィン(NTC:ナショナル・トレーニング・センター)で米陸軍との実動訓練を行っている。最近米陸軍がいう大規模な戦闘作戦(large-scale […]
2020年10月27日 / 最終更新日時 : 2020年10月27日 軍治 用兵思想 情報環境における作戦の指揮 これまで、軍事的情報力とは何か、米陸軍を情報戦時代に適応させていく、情報環境における機動戦 – 敵の意志を打ち破る –でも紹介したように、情報環境を新たな安全保障環境として認識した際に、これまでの戦いの概念上にどのような […]
2020年10月19日 / 最終更新日時 : 2020年10月19日 軍治 用兵思想 情報環境における機動戦 – 敵の意志を打ち破る – 情報環境(IE:Information Environment)や情報環境での作戦(OIE: Operation in Information Environment)という用語は、まだまだ馴染み薄いように感じる。変化す […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年10月19日 軍治 論評 狙いのない武装化?日本の水陸両用能力についての課題 防衛省は「中期防衛力整備計画(平成26年度~平成30年度)」における基幹部隊の見直し等により、作戦基本部隊や各種部隊の迅速・柔軟な全国運用のため陸上総隊を、島嶼部に対する攻撃をはじめとする各種事態に即応して実効的かつ機動 […]
2020年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年10月12日 軍治 論評 海上を盲目で飛ぶ:日本の海上航空能力の発展 コロナ禍の影響で1か月遅れとなった各省の令和3年度の概算要求が出そろった。防衛省の概算要求の概要は「我が国の防衛と予算-令和3年度概算要求の概要-」で確認できるが、ニュース報道によると、防衛省の予算要求の総額(過去最大の […]
2020年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年9月18日 軍治 用兵思想 戦争と戦いについて米海兵隊員が信じていることー宣言ー 9月18日掲載の「米海兵隊の機動戦―その歴史的文脈-」では、戦いの性格(character of warfare)の変化に応じたドクトリンの検討や議論を促すような論文を紹介した。ここでは、上記論文でも触れられている、米海 […]
2020年9月18日 / 最終更新日時 : 2020年12月22日 軍治 用兵思想 米海兵隊の機動戦―その歴史的文脈- Maneuverist #1 Miltermに6月に掲載した「米海兵隊のドクトリンを読む② MDCP 1 Warfighting」は、1989年に「FMFM1Warfighting」をドクトリンとして定めて途中「MCDP1 Warfighting」へ […]
狙いのない武装化?日本の水陸両用能力についての課題
防衛省は「中期防衛力整備計画(平成26年度~平成30年度)」における基幹部隊の見直し等により、作戦基本部隊や各種部隊の迅速・柔軟な全国運用のため陸上総隊を、島嶼部に対する攻撃をはじめとする各種事態に即応して実効的かつ機動 […]